てんかんの治療というと、基本は「抗てんかん薬の服用」です。発作が起きて診断を受けると、基本的な薬を1種類試して、効果や副作用を見て、調整するそうです。新しい薬の開発が進められ、現在、約30種類はあるそう。7~8割は服薬で…
投稿者: こけし
てんかんに目を向けるまで
「病気と向き合う」「障害を受け入れる」という言葉を耳にすることがあるかと思いますが、こけしはどうだったのか? 「自分を病気だと認めたくない」場合にこういう言葉が出ることが多いかと思いますが、こけしはそもそも、てんかんを難…
てんかん専門医
世の中には色々な分野で「専門家」がいますが、てんかん治療にも「専門医」と呼ばれる人がいます。 「てんかん専門医」とは、日本てんかん学会で2008年から定められているもので、診療の実績と能力があり、試験に合格することが認定…
てんかんと運転免許
「てんかん」というと、普段は関わりないけど、自動車事故のニュースで耳にしたという人も少なくないかと思います。 なぜニュースで取り上げられるかというと、「てんかん発作が直接事故の原因になるから」、また事故を起こした人はてん…
てんかんの手術
「手術」はてんかんの治療法のひとつ。こけしも手術を検討したことがあります。ひとくちに「てんかん」といっても、原因や症状は様々です。手術は簡単に言うと、脳に問題があっててんかんが起こる場合に、その原因の部分を取ってしまうっ…
てんかんの発作は大変だけど、「日常」でもある
近視で眼鏡をかける方、花粉症でマスクをする方、アレルギーで卵を食べない方…大変なこともあるけど、それぞれの日常です。同じようにてんかんで毎日薬を飲むこと、時々発作が起きることは、こけしにとってつらくても「当たり前」のこと…
てんかんと就職、 障害者雇用
今だから思うことですが、こけしの「 てんかん 」が単なる持病から「 障害(生活の妨げ) 」になったのは、就職して社会人なってからでした。発作はずっと続いていたけれど、学生生活を続けられなくなることはなかったです。でも正社…
なぜ「 てんかん 」の自分を「 障害者 」だと思わなかったか
初めて発作を起こしたのは25年前、冬におもちを食べようとしていたからちょうど今頃です。「 てんかん 」の患者も支援を受けられる「精神障害者福祉手帳」はその1年後くらい、1995年に規定されました。でも手帳を取得したのは、つい6年くらい前のこと。支援制度を知った後も「自分が 障害者 だと思わなかった」から。
てんかんと 障害者手帳
自分が受けられる支援制度について知ったのは25歳の頃からで、精神保健福祉士の資格を取り、精神障害者向けのグループホーム(ラファミド八王子)で働いたことがきっかけです。今になって思えば、もっと早く利用すれば良かったです。それでも 障害者手帳 を出す時に不安やためらいを感じることがあります。
てんかんの子供 の 小さな世界 病院と先生
「てんかん」という病気は「100人に1人いる」病気、子供から年配まで「誰でもかかる可能性はある」病気だと言われますが、どんな病気か知っている人は、まだまだ少ないのではないでしょうか。子供は学校や家庭や病院など、 小さな世界 の中で生きていると思います。子供たちに「知る機会」を大人が作ってあげてほしいと思います。