【第4面】手紙出したら福来たる

手紙出したら福来たる
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手紙出したら福来たる

「 てんかん 」のことを、親に話せなくてもモウマンタイです。職場では上司から、「仕事は年取っても出来るけど、子供を作れるのは今だけだから。」「休職してみたら?」と言って頂きました。夫の母からも、「いつでも言ってね!」と声をかけてもらいました。

でも…

気付くと結局、毎晩同じことを考えています。「 てんかん 」のこと。母への言葉…

周りに理解して貰えて、歳も重ねて、段々気付きます。親だからって、理想通りでなくて当たり前。いつか気持ちを話せなくなる日も来る…。直接話せる自身はまだありませんが、気持ちを全て手紙に書きました。手紙には「まだ何も言わないで。」「返事も出さないで。」と書いて送りました。

母は、何も言わず受け取ってくれ、モヤモヤから解放されました。その後は、「隠そうとしたのは、偏見や差別から守ろうとしたのかな」「毎月病院に連れてってくれたんだよな」と、素直に前向きに考えられるようになりました。

今両親へ一番に感じること、それは 感謝 です。「 てんかん 」のことも少しずつ話せています。