11歳で発作が起きた後、親に「てんかん」はきびしく口止めされました。口止めされていなかったら、友達に話す気まんまんでした。「おもちをのどに詰まらせて倒れた」なんてうわさも。11歳のこけしには、「病気で倒れた」ことより「おもちをのどに詰まらせて倒れた」と思われていることの方が、恥ずかしかったです。
カテゴリー: こけしの気持ち
はじめての てんかん 発作
それは11歳のお正月の頃、家族でお餅を食べようとしていた時のこと…。私にとって「 てんかん 」は最初、風邪や虫歯などと同じ、ただの病気の一つでした。でも、家族にとって、社会にとっては「 てんかん 」はただの病気ではなかったのです。お母さんはものすごく怖い顔で「 誰にも言うな 」と…